インクジェットとトナー使用のコピーの違いパート5

今回はトナー使用のコピーのその後の処理である製本についてお話します。

前回までにお話しましたトナー使用のコピーの場合、紙の腰が折れてしまい、その後使用するときにピンと立たない資料ができてしまうことをお話しましたが、このトナー使用のコピーをその後製本するときには、もっと問題がでてきます。その一番きな問題は紙がそってしまうことです。この紙のそりはその後の製本の時に全体が曲がってしまうケースがよくあります。その症状は厚い紙ほどそのそりがきつくなります。よく報告書などで本全体がそっているものをよく見ますが、そのほとんどがトナー使用のコピーを使用しているケースです。 それに比べてインクジェットはそのそりが全くないのが大きな違いです。  半田 勉

2020年10月07日