リサイクルトナー、インクの裁判について

トナー式のコピー機、インクジェット印刷機械を安く販売して、消耗品で元をとる販売システムの問題について前回話しましたが、極端な例として官庁、大手企業、学校などの大口顧客へのコピー機や印刷機の販売価格を例えば1円とかで入札されるケースもあると聞きました。何百台とかの大口は当然消耗品も大口で、純正の用紙、純正のトナー、純正インク、メンテナンスで儲けるという事です。これは1社のコピー機器メーカーインクジェット印刷機メーカーだけではなく、すべてのメーカーがやっているといっていいと思います。なぜなら入札に当然勝てない為です。すべてのメーカーが一斉にこの販売システムを止めない限り続きます。弊社の様に1台を入れて10年以上も大切に使うお客は当然その対象ではありません。従って高い純正消耗品を買い続けています。そんな小口向けにE社は安いリサイクルトナー、リサイクルインクが市場で受け入れられてしまったのです。続きは次回 半田 勉

2020年10月29日